プラム薬局

FAQ  薬局への質問

薬に関する質問や素朴な
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薬に関する質問や素朴な疑問にお答えします!

お薬の種類について

湿布に色々な種類があるけど全部同じですか?

湿布には成分の他に形状の違いがあり、大きく2つにわけることができます。

①パップ剤
白く厚く水分が多く含んでるのでぷにぷにする感触の湿布です。
水分が蒸発することによって患部の熱を下げる効果が高いです。しかし密着性という点では低いのではがれやすいです。

②テープ剤
薄く肌色で皮膚との密着性が高い湿布です。
よく動く関節や筋肉に貼っても剥がれ落ちる心配はほとんどありません。長時間の使用が可能な反面皮膚にかぶれなどを引き起こす場合があります。

病院でもらう薬と薬局で買う薬との違いは?

効き目の強さや効果に、違いがあります。

医薬品は原則として、医師の処方箋により調剤される「医療用医薬品」と、街の薬局で買うことのできる「一般用医薬品」の2種類に大別されます。

〈医療用医薬品〉
医療用医薬品とは、病院などで医師の診察を受け治療のために処方してもらう薬です。効果が強い反面、副作用にも注意が必要です。基本的には1つの薬に1つの成分しか含まれておらず、受診したときの症状に対して使用することが前提とされています。
自分と似たような症状の家族や友人が使用することは危険ですので絶対に避けてください。

〈一般用医薬品(OTC)〉
一般用医薬品(OTC)とは、薬局で販売されている薬のことです。医療用医薬品に比べ効果は弱いですが、1つの薬で多くの効果を期待できるものも数多くあります。効き目が穏やかで副作用もほとんどないというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、一般用医薬品にも副作用や飲み合わせに注意しなければならないものもあります。2、3日服用しても症状が良くならないときは医師の診察を受けてください。 また、OTCのなかには、今までは医師の処方箋でしか使用できなかった医療用医薬品で一般の薬局でも購入ができるようになった「スイッチOTC」という薬があり、医療用医薬品と同様に効果が強く、副作用などに注意が必要です。
※OTC(Over The Counter:オーバー・ザ・カウンター)
お客様と薬剤師がカウンターを挟んで症状、体質などを相談したうえで販売される薬のことです。

薬の形によって、どのような違いがあるのですか?

飲みやすさや効き目を考慮して、形が決められています!

〈錠剤〉
薬を一定の形に圧縮して作ったもので1錠ずつの量が正確に出来ています。味や臭いが少なく服用もしやすいです。

〈カプセル剤〉
薬を粉末、顆粒、液状などにしてカプセルに入れたものです。苦味や臭いのある薬や刺激性の強い薬などを飲みやすくしています。

〈散剤〉
薬をそのまま、または適当な添加剤を加えて粉末状にしたものです。錠剤やカプセル剤が飲めない乳幼児や老人などにも使いやすく、飲む人の体型に合わせ薬の量を調整できます。

〈顆粒剤〉
薬を一定の大きさの粒状にして作ったものです。徐々に薬が溶けるように表面を加工して飲みやすくしています。

〈内用液剤〉
甘味料などを加えて飲みやすくした液体の薬です。主に錠剤や散剤がまだ飲めない乳幼児に用いられます。

最近話題の「ジェネリック医薬品」とは何ですか?

先発医薬品と効果が同等で、安全性が確立された後発医薬品です!

ジェネリック医薬品は、厚生労働省が先発医薬品と同等と認めた後発医薬品です。先発医薬品の特許期限が切れた後に、成分や効果が同じ医薬品として製造・販売されます。
先発医薬品にくらべて開発期間が短縮できることから、安価に供給することができます。
プラム薬局でももちろん、ジェネリック医薬品に関するご相談をお受け致します。
薬剤師までお気軽にお声がけ下さい。

ジェネリック医薬品(GE)とオーソライズドジェネリック医薬品(AG)の違いは何ですか?

ジェネリック医薬品(GE)は先発医薬品の独占的販売期間が終了した後に発売される、
先発医薬品と同じ有効成分で効能・効果、用法・用量が原則同一であり、先発医薬品に比べて低価格な医薬品です。
オーソライズドジェネリック医薬品(AG)は「先発医薬品と全く同じ医薬品をジェネリック医薬品として発売する」という事です。
効能・効果はもちろんですが添加物、コーティング剤、原薬(薬の有効成分)や製造方法まで完全に同一にすることが出来ます。ほぼ先発医薬品といっても過言ではありません。

お薬の飲み方(使用方法)について

点眼薬が数本処方された場合、点眼する順番はありますか?

医師からの指示など思いますが、一般的な順番としては
【水溶性製剤】⇒【懸濁製剤】⇒【油性点眼剤】になります。
また数種の点眼を行う場合は必ず3分程度間隔を空けるようにしてください。

薬を飲む時の良い姿勢は?

薬の効果を十分に得るためには、薬を胃まで到達させる事がまず大切です。

薬の効果を十分に得るためには、薬を胃まで到達させる事がまず大切です。誤って気管支や肺の方へ薬や食べ物が入ってしまうと、嚥下性肺炎を引き起こす原因となってしまいます。ですから、薬を飲む時は辛くても食道へ薬が流れやすくなるように、上半身を起こした状態で服用して下さい。また、寝たきりの人に薬を飲ませる時は、頭を少し持ち上げるようにすると良いでしょう。

水以外で薬を飲んでも大丈夫ですか?

薬の効き目に影響がある飲み物もあるので、気をつけましょう。

以下の飲み物は、注意が必要です。

〈グレープフルーツジュース〉
グレープフルーツとカルシウム拮抗薬(血圧を下げる薬の1種)を一緒に飲むと、血液中の薬の濃度が高くなり薬の効果が強く出て、血圧が下がりすぎたり、副作用が出やすくなったりしてしまいます。すべての血圧を下げる薬で症状が出るわけではありませんので心配なときは薬剤師にご相談ください。

〈牛乳〉
テトラサイクリン系やニューキノロン系の抗生物質と牛乳を一緒に飲んだ場合、牛乳に含まれるカルシウムとこれらの薬が体の中で結びつくために吸収が悪くなり、薬の効果を低下させてしまいます。

〈アルコール〉
お酒と薬を一緒に飲むと薬の作用が強く出すぎてしまうことがあります。血糖降下薬では血糖値が下がりすぎてしまったり、睡眠薬の中には呼吸抑制を起こす可能性がある薬などもありますので注意が必要です。

飲み忘れたら、次に2回分飲んでも大丈夫ですか?

1度に2回分の薬を飲んではいけません。

薬は1回に飲む量が決まっているので、飲み忘れたからといって、 2回分を一度に服用するのは止めましょう。
飲み忘れた際の一般的な対処法としては、

〈1日3回服用している薬の場合〉
飲み忘れに気付いた時間が決められた時刻からあまり経過していなければ、すぐに1回分を服用します。次の服用は4〜5時間後にします。次の服用時間に近い場合は飲み忘れた分はぬき、次からきちんと服用します。

〈1日2回服用している薬の場合〉
飲み忘れに気付いた時に飲んで、次の服用まで約5〜6時間あけるのが一般的です。

「寝る前」はどのタイミングが良いですか?

基本は文字通り寝る前に飲む薬になり、概ね就寝20~30分前に飲みます。
ですが、睡眠時間によって効果が発揮されるタイミングがずれる場合もありますので、
特に処方薬はお医者さんなどの話をよく聞いて飲む時間を厳守しましょう。
寝る前の歯を磨く前後に服用する習慣をつけると良いでしょう。

「食間」とは、いつのことですか?

「食事」と「食事」の間のこと。「食事中」のことではないです。

薬の袋には、例えば「1日3回、1回1錠、毎食後」というように、薬を飲むときの指示があります。これは、薬の効果をしっかりと発揮させ、有害な作用を極力抑えるためにも大切なことです。

〈食前〉 食事をする30分くらい前。
〈食直前〉 食事のすぐ前。(5〜10分以内)
〈食後〉 食事をしてから30分くらいの間。
〈食直後〉 食事のすぐ後。
〈食間〉 食後約2時間後、食事と食事の間。
〈就寝前〉 寝る30分くらい前から寝るまでの間。
〈頓服〉 熱がある、痛みがある、眠れないなどの症状が起こっている時。
服用時間は決まっていませんが、必要以上に服用しないようにしてください。

その他、お薬について

薬はどこで保管すればいいですか?

直射日光が当たる場所や、湿気の多い場所は避けましょう。

薬は、直射日光や湿気、高温などによって変質することがあります。保管状態によっては、効果にも影響がでる場合がありますので、直射日光の当たる場所や湿気の多い場所、暖房器具の近くでの保管は避けましょう。 また、薬の種類よっては冷蔵庫に保管するのが望ましいものがあります。効果を十分に発揮させ、安全に用いるためにも適した保管をすることが大切です。

処方された薬が残ってますけども飲んでも問題ないですか?

医師が処方したお薬は、患者さまのその時の症状に一番合ったお薬が処方されています。 使用する際はその都度、「医師や薬剤師に必ずご相談」ください。

保管方法を守れば、散剤、水剤を除くほとんどのお薬は未開封の状態で、6ヵ月~1年以上保つようにできています。
しかし、いったん開封しますと、保管条件や使い方で品質が大きく変化するため、使用できるかを一律に決めることができません。
点眼薬やシロップ剤などは、開封してから長時間たつと、細菌やカビで汚染される可能性があります。
開封したら冷蔵庫で2週間まで、また、外用液剤は開封後1ヵ月までを目安にしてください。

粉薬や顆粒状のお薬は湿気に弱いので、開封時に固まりができていたり、湿り気のある場合には、医師・薬剤師にご相談ください。

処方せんに有効期限はありますか?

有効期間は、特に記載のない場合は、発効日を含めて4日間です。

処方箋には有効期間があって、特に記載のない場合は、発効日を含めて4日間となっています(土・日・祝など関係ありません)。受診したその日に薬局に行くことが出来ず、一週間またはそれ以上経過してしまったという経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、5日以上経ってしまった処方箋では、調剤する事は出来ません。これは、時間の経過とともに病気の症状も変わり、最初に処方された薬が、最適なものではなくなってしまう危険があるからです。特に、乳幼児は症状が変わりやすく、処方箋の有効期間が当日限りになっている場合もあります。処方箋をもらった時には、きちんと期限を確認し、期限内(4日以内)にお薬をもらいに行くようにしましょう。

処方せんでもらった薬を他の人が飲んでも良いのでしょうか?

病院でもらった薬は、あくまでも個人に合わせたオーダーメイドの薬です。

病院で処方された薬は診察を受けた人に合わせて処方されていますから、当然その人にはよく効きます。しかし、自分によく効くからといって他の人が飲んでしまった場合、診察を受けた人とは、病気やその状態、体重、薬歴などが違うだけでなく症状が似ていても全く別の病気である場合も考えられます。また、薬物アレルギーや、他の薬との相互作用による副作用が引き起こる事も考えられます。ですから、他の人が病院でもらった薬は決して飲まないで下さい。病院でもらった薬は、あくまでも個人に合わせたオーダーメイドの薬です。

薬局について

かかりつけ薬剤師ってなんですか?

「かかりつけ薬剤師」とは、薬による治療のこと、健康や介護に関することなどに豊富な知識と経験を持ち、患者さんや生活者のニーズに沿った相談に応じることができる薬剤師のことをいいます。

かかりつけ薬剤師は皆さんご自身が選択するものです。
メリットとしては
①ひとりの薬剤師がひとりの患者さんの服薬状況を一か所の薬局でまとめて管理する。
②24時間対応を行ったり、患者さんの自宅にお伺いし在宅医療を行う。
③処方医や医療機関と連携しチームで患者さんを支えていく。
※かかりつけ薬剤師指導料という負担が発生します。3割負担の場合:60円または100円程度負担が増えます。

なぜお薬手帳が必要なのでしょうか?

お薬手帳には、「いつ」「どこで」「どれだけの期間」「どんな」薬を飲んでいるのかという情報が、お薬をもらった順に継続して記載されており、医師や薬剤師は次のようなことを確認することができます。

いま飲んでいるお薬と処方するお薬との飲み合わせや重複 アレルギーや副作用によって飲んではいけないお薬が含まれていないか
今起きている症状が副作用ではないか 受診間隔からみてお薬の飲み残しや飲み過ぎがないかを確認します。

また、お薬が余っている場合にはそのお薬を有効活用して通常の量より少なく処方できるので、お薬代も
安くなります。自然災害が昨今多くなってます。急いで避難して薬を持ってこなかったそんなときも手帳があれば
医師と情報共有して処方を出してもらうことができます。

どこの病院の処方箋でもお薬を出してもらえるの?

保険薬局では、どこの病院の処方箋でもお薬を調剤します。

保険薬局では、どこの病院の処方箋でもお薬を調剤致します。保険薬局とは健康保険法などに基づいて厚生局から指定を受けた薬局の事で医師が発行した処方箋に基づいて調剤を行っています。時には置いていない薬があるなどして調剤に多少のお時間を頂く事もありますが、いつもお薬をもらう薬局を決めておけば安心です。また、薬局を決めておくことによって、お薬の飲み合わせなどを確認できたり、お薬以外の事や、健康の事など色々な相談が出来ます。こういった薬局の事を「かかりつけ薬局」と言います。プラム薬局では、地域の皆様がいつも安心して相談出来る「かかりつけ薬局」を目指しています。

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